遠山玉希の占い日記

今日の予定が予定にならないのが私のお仕事なのです。

突然の電話で予定変更しないといけない！

今日の計画はデスクワークのつもりだったのです。

しかし１１時に電話が鳴った。

「昼からそちらに伺いたいのですが・・・

今日、やっと時間が空いたので・・・。

普段仕事をしていて時間が取れないんです・・・。

バスで行きたいのですけれども・・・

今日しかない。今日しか空いていない！」

そういわれると弱い！

合わせてあげるしかない。

そういわれると断れないのが私の性分である。

どうしてもやむにやまれぬことがあったり、

来場予定がない限り私はお客様に合わせるしかない。

ご縁のない方は仕方がないがこれはご縁であると思った。。

これが私の宿命かも知れない。

潔くあきらめてお客様に合わせてあげることにした。

でもどこかで納得できない心も私の片隅にある。

こんな時、早めに予約を入れてくれればいいのに〜！

と思ってしまう。

そこがお客様のワガママなところなんでしょう！

気分によるのである。

空いた時間を計画的に使うと言うより思いつきで

使おうとするのである。

また行きたい気分ってあるのである。

それがお客様の事情である。

自分で主体的に作った時間と、人に合わせてその時間を

使うのとでは気分が違う！

特にやろうと思っていたことが出来なくなる。

出鼻をくじかれたような気がするから尚更

気分が良くないのである。

確かにお金は頂くから仕方がないと言えば

それまでのことであるがそんな気分で

お話をするのは私にとっても相手に取っても良くない！

なによりもお客様に失礼である。

この時を逃すと一生合えない方かも知れない。

そうチャンスは簡単に巡ってくるものではない。

まさに一期一会である。

自分で心の転換を図ることにした。

心の訓練！心を広くしないと占い師は勤まらないのである。

キメキメでは何も出来ない。

キャパシィチイを広げる訓練と思うことにした。

確かに時間が裂かれたことは言うまでもない。

しかし今日この方にあったことは良かったと思えた。

お客様の人柄が良い方であったせいでしょう！

お客様を越えてお友達になりそうな雰囲気を持った人であった。

だから会えて得をしたような気がした。

私のお仕事柄いろんな方に出会える機会がある

これは有り難いお仕事であるとつくずく思えた。

お客様を待つときの気持ちとは正反対の気持ちになった。

あなたに会えて良かったと言う気持ちになっていた。

そう、今日しかないのです。

その方に会えるのは・・・。

だからお客様の耳に心を傾けて

出来るだけお会いできるよう私の心を

空っぽにしてお待ちすることにしましょう！