受精卵の凍結保存
体外受精というのは、今や誰でも知っている不妊治療の最前線です。それを支えているというのは受精卵の凍結技術です。
体外受精というのは、女性から複数の卵子を取り出して、それを受精させ、子宮に戻します。その時、余分な受精卵は凍結保存し、妊娠が成功しなかったときなどに再度使用することになるのです。また、二人目を望んだときにも、解凍して移植するということになります。
今では一般的な技術となっています。
液体窒素・温度はマイナス196度です。この中で冷凍保存すれば、理論的には卵子は劣化しないのです。受精卵の質の低下はないということです。こういう技術が多くの人に赤ちゃんの喜びを与えています。
今では、卵子も保存できるということだそうです。受精前の卵子を保存できるということは、まだ未婚の女性でも未来の夫のために卵子をとっておくということが可能だということなのです。これは、倫理上の様々な問題があるとはいえ、病で生殖機能がなくなってしまう恐れのある女性達にとっては朗報であることに違いはありません。
学会が何故卵子の甌穴保存に賛成しないかというと「生まれる子供の父母をかっきりとさせ、法律上の福祉を守るためです」という説明になっています。でもこの卵子凍結の臨床には、日本造血細胞移植学会、骨髄バンクも応援しています。
病気を治しても不妊になってしまうという女性を救うには、こういう方法が一番なのではないかと思います。
卵子の凍結保存
それだけではなく、技術の進歩は凄まじくて、卵子というのは通常妊娠能力が35才を過ぎると著しく低下してきます。卵子が老化してしまうのです。この卵子を若返らせることができれば、元気な赤ちゃんを妊娠することも可能になるのです。でもこの技術は、クローン技術につながるので今は認められてはいません。
人の愛のあり方は時代と共にどんどん変化していきます。技術はそれを追いかけるように様々なことを可能にしてきました。人生のパートナーにいろいろな事情があって、はじめて恵まれたときには、既に妊示威できる年齢は過ぎていたということがあります。そんな人にも、卵子の遺伝情報に変化を与えないで若返りを果たせれば、可能性は出てくるのです。
愛を形にする能力を人間は徐々に手に入れようとしています。
生命の誕生という神の領域で、人間はどこまでお手伝いができるか?そのことはこれからの大きな課題なのではないかと思います。
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