遠山玉希の占い日記

ラ・フォル・ジュルネ金沢！

この名を聞いて今年で２回目である。

「ラ・フォル・ジュルネって」一体、何？

なんか一片に口が曲がらない言葉である。

なんかクラッシックの音楽祭があるのだって！

とその位にしか私は最初思っていなかった！

既に「ラ・フォル・ジュルネ」の事は

長男と次男が知っていた。

それで聞いて驚いた！

「ラ・フォル・ジュルネ」が開催されるのは

日本では東京と、金沢だけであるとのこと。

なんでなの？

そこで調べてみたら、凄いことが分かった。

ラ・フォル・ジュルネは、

フランスのナントで年に一度開催される

フランス最大のクラシック音楽の祭典である。

1995年に創設されされています。

世界的な一流アーチストを集めて、

格安な金額でクラッシック音楽に親しんでもらおうと

いう思いで始められた、音楽の祭典である。

最初は赤字覚悟で始めているから凄いと思う。

出発の動機が素晴らしい！

日本では「熱狂の日」音楽祭とも呼ばれています。

いわばクラッシックの革命的な内容である。

そのフランスのナントで始めた音楽祭が

世界中を駆けめぐっている。

ポルトガルのリスボン（2000年〜2006年）

スペインのビルバオ（2002年〜）

日本の東京（2005年〜）

ブラジルのリオデジャネイロ（2007年〜）

金沢（2008年〜）などである。

世界各地で「ラ・フォル・ジュルネ」の名を

冠した音楽祭が行われているのである。

この素晴らしい「ラ・フォル・ジュルネ」を

日本の中の東京に次いで、なんで地方都市で

決して大きくない金沢なの？と思ってしまうが、

そこには開催されるにふさわしい条件が

整っているということなのでしょう！

「ラ・フォル・ジュルネ」を開催する監督が

金沢がそれを開催するにふさわしい都市

と思ってくれたことが大きいと言う。

この金沢の地には、音楽の母体となる

アンサンブル金沢があり、それを演奏する

県立音楽堂が駅近くにある。

そして小京都的、コンパクトにまとまりやすい

街並みの風景が音楽文化を引き寄せて

いるのかもしれない！

クラッシックの初心者が気軽に楽しめるように

低価格（１，０００円〜２，０００円）

で何度も聞くことが出来るこの企画は

クラシック音楽を愛する人にとっては

たまらない祭典であると思う！

何と有り難いことでしょう！

今年は家族で最後の企画に参加できた。

「モーツアルトがやって来たⅡ」

と題して石川県立音楽堂交流ホールにて

作曲家で東京藝術大学講師の青山広志先生

が来ることになっていたからである。

交流ホール一日券がわずか５００円である。

家族でちょっとクラッシックの鑑賞も

悪いモノではない！

家族４人で

（三男は音楽に関心がないので

お家で留守番をすると言う）

久しぶりに音楽鑑賞に出かけることにした。

行こうという想いと環境が一致したことが

何よりも幸運である。

金沢という都市の恩恵がある。

そして私たちが、金沢駅まで２０分という

距離に住んでいる恩恵である。

金沢はこれからますます、

音楽の都になりそうな気配を感じる。

「ラ・フォル・ジュルネ」の名の元で

音楽祭をすることが出来る地として

選ばれているという恩恵は計り知れない。

音楽文化都市としての称号をもらったようで

何か誇らしささえ感じる。

今年はモーツアルトの年であったが、

来年はショパンの年となるとのこと。

ラ・フォル・ジュルネ金沢！２０１０が

日本国内のクラッシック音楽ファンの人たち、

いや世界中から人が集まってくれるに

ふさわしい音楽祭となることを願った！