遠山玉希の占い日記

かぐや姫が２〜３日前、お座敷列車で京都観光に行ってきた。

あ〜あうらやましい。

私はほとんど旅行をしていない。

家でお仕事ばかりである。

まして今ガンの手術をしたばかりである。

今はもちろん健康上なかなか旅にはいけない。

それ以前に子供が小さいとすぐに身軽に出掛けられない。

出掛ける時は家族ぐるみである。

そうなると出費が５人分となる。

一人や二人だと気軽に出掛けられるがそうも行かない。

夫婦二人で出掛けるには子供の面倒を誰かに頼まないといけないと

思うとそれもできない。

今は本当に中途半端な時であると、しばらく我慢することにした。

私のそんな気持ちをよく知っているかぐや姫がおみやげを

沢山買ってきてくれた。

京都の生八つ橋、そして堅い八つ橋、おたべ、漬け物も３種類

とほとんど我が家のために買い物をしたような物である。

有り難いことである。

久しぶりに食べた堅い八つ橋のあのシナモンの香り！

カリッとした音を立てて食べた。

懐かしい香りだった。

懐かしい学生時代の風景が浮かんだ。

そうなんです！

私の懐かしい学生時代は京都だったのです。

いつかゆっくり京都に行きたい！

そして学生時代の懐かしさに浸ってきたいと

シナモンの香りから未来の京都の旅を連想する私でした。

七尾の親戚の方が亡くなった。

本来ならばお葬式に出ないといけないのだが、

今回は申し訳ないが欠席した。

ドラえもんがしばらく出張で家にいないので

車で行けない。そして体力的にも不安があったからだ。

それでかぐや姫にお香典を替わりに持って行って貰うことにした。

それで申し訳ないので電報を打つことにした。

私はあまり電報を打った経験がない。

電話帳を見てもあまり分からない。

それでインターネットで探した。

キーワードは「電報、おくやみ」

するとすぐに出てきた。

電話で「１１５」にかければいいということ。

早速お悔やみ電報を打った。

インターネットの有り難さを感じた瞬間である。

辞書代わりのインターネットは有り難い！

今日は穏やかな、暖かいポカポカ陽気の日であった。

こんな日はちょっとした時間に庭いじりでもやりたくなってくる。

昼下がりのひととき穏やかな日だまりに誘われて

来年咲くであろう球根を植えた。

まさかこんな穏やかな日が訪れるとは予想もしなかった

２ヶ月前！

ガンの宣告を受けたその日から全て一変したからである。

もしかして元気で出てこれないかも知れない？

そんな気持ちも何処かにあったのも事実である。

嵐の２ヶ月が過ぎて、やっと訪れた穏やかな日である。

こんな穏やかな日と穏やかな心、

そしてクロッカス、ムズカリの球根を植えながら

来年元気に綺麗なお花を咲かせてね〜。

そして私も元気でそのお花を見たい！

そう単純に思うのでした。

かぐや姫が今日その使命を全うして帰った！

私がガンという告知を受けた時から２ヶ月の期間

我が家に滞在して奮闘してくれたのである。

私の替わりに家事一切をしてくれたのである。

だから私は安心して病院で過ごせたのである。

そして退院した後も１ヶ月居てくれたことになる。

その間体調を休め、回復のどれだけの手助けに

なったことでしょう！

この２ヶ月は本当に大変な期間だったと思う。

年齢的に７６才という事もあるが、前にくも膜下出血をし

大手術をし今も定期的に病院で薬を貰い検査をしている身である。

それに加えて目も見えにくく、自分の体の維持も大変である。

でも根性が違うのである。

そのパワフルさは流石としか言いようがなかった。

朝５時か４時半に起きて子供達の弁当を作ってくれた。

そして６時半に出掛ける子供達を見送り、もう１人ちびちゃんを

起こしてご飯を食べさせて学校に送る。

それから掃除洗濯をさっさとして、夕食の買い出しに出掛ける。

自転車で遠くまでもチラシを見て安いと知ると出掛ける。

とにかくじっとしていないのである。

おでんなどは朝から下準備をするのである。

一日かかって出来上がったおでんは流石に格別である。

出来合いのおでんとは訳が違う！

夕食の後かたづけをしたらもう９時である。

それでやっと休むである。

そんなかぐや姫は本当に偉い！

ありがたい！

親なればこそ出来るのである！

老体に鞭打ちながらも良くやってくれたと思う！

昨日の夜、食事の前にみんなで一言ずつかぐや姫に

感謝の言葉を送るようドラえもんが提案した。

子供達から一言ずつ感謝の言葉が述べられた。

最後にドラえもんが感謝の言葉を贈ろうとして

話していた時、途中胸がつまって言葉が出てこなかった。

それを見て私の目頭が熱くなってきた。

私がいない時どんなにかぐや姫に支えて貰ったことか！

もしかぐや姫が居てくれなかったら家中メチャクチャに

なっていたはずである。

その熱い光景を思い出すと言葉にならない気持ちが理解できた。

人は一番困った時に必要となれる人になれると

言うことはどんな素晴らしく値のあることか！

その言葉を感謝を込めてかぐや姫に贈りたい。

ありがとう！　かぐや姫！

我が家の天使はかぐや姫であった!

有り難いことに町内の公民館で無料の着付け教室を

開いてくれるというパンフレットが入っていたので

早速お願いしてみた。

同じ町内の方ですぐ近くの若い方が先生だった。

それも水曜日の１０から１２時までと土曜日の

１０から１２時までとなっていたので土曜日は予定が

他にあったので水曜日にお願いした。

なんと暇な有閑マダムみたいなことを言っていると

自分でも思っている。

みんなこんな時間に人が集まるはずがないと

思って行ってみた。

案の定、私ともう１人であった。

もう１人の方は１１月に結婚式があるので何としても

着付けをしっかりしないといけないとかなり気合いの

入っている方だった。

かなり慣れた手つきでベテランの方のようであった。

それに引き替え私と来たら全くのド素人である。

初歩の初歩なので浴衣からである。

浴衣の帯も分からず名古屋帯を持って行った。

もっと違った丸帯がいるらしい。

名古屋帯を持って行ったので仕方なく

それを付けてみようとしたが帯締めがない。

これでは帯も出来ない状態である。

結局浴衣だけを着て帯はせずじまいに

終わってしまった。

何と中途半端なことか！

でもこれから本格的にこの体験を通して

着物を着てみようと思えた事だけが

収穫であった。

我が家のタンスにはかぐや姫が

あつらえてくれた着物が随分眠っているので

いつか機会があったら着物を着たいと思っていた。

それが着物の着付け教室に通うことで可能となる。

これから月２回のペースでお稽古がある。

それもなんと代金がボランチェア価格の１回５００円で

やってくれるということである。

こんな有り難いチャンスを逃してはならない！

普段着で着物を着る日がそう遠くない！

これを実現するために頑張ろう！

なんだか新しい世界が開けそうで心はワクワクでした

最近占いのご依頼の内容のバランスが変わってきた。

以前は来場される方や電話での相談が大半を占めていた。

しかし最近はその大半がメールとなってきたのである。

占いの世界にまでアナログからデジタルの世界に

移行しているのだろうか？

私のいつもの日課がもうパソコンに向かって

パチパチ打っているのが日常になってきた。

全く見えない人との対話である。

特に玉希の占いメール鑑定のご依頼の順番は

１，命名　２，改名　３、相性なのである。

私は最初の予想では

１，相性、２，命名、３改名かと思っていたのです。

これは予想外でした。

私が思っていたよりも意外だったのは改名です。

世の中自分の名前に自信を持っていない人が

意外と多いのです。

自分の生き方を根本から変えたいと思っている人が

多いのです。

何か新しいきっかけとして改名をして

今までの自分にさよならをして新しい自分に

変身したいと思っているのです。

そんな人のお手伝いを出来るなんて

占いのお仕事は素敵だとつくずく思うのでした。

m（。＾＿＾。）m　

最近は私の病気のせいでかなりヘルシーな食事にこっている。

私は玄米ごはんや７部ずきのごはんにしている。

そして７部ずきのご飯にするときに出る糠を利用して

ふりかけにしている。

このふりかけは意外と好評である。

特にドラえもんが喜んで食べている。

それは良いのだが、今日は大失敗してしまった。

夕方のメニューはハンバーグにした。

いつものようにハンバーグを作っているとき

冷蔵庫の中を開けたら最近買ってあったおからが

目についた。

あ〜あそうだ！

おからを入れよう！

お肉とタマネギだけではヘルシーではない。

と思って少し入れてみた。

それでよせばいいのに、もっとヘルシーに

と言う思いに駆られてばっさりと入れてしまった。

そしてこの際思い切ってと思って

一袋ぜんぶ入れてしまった。

そこにつなぎの卵とパン粉と調味料を混ぜると

見事なハンバーグが出来上がった。

これは美味しそう！

でもどこか今までのハンバーグと違って

がさがさしている。

正直言ってまずい！

完全におからの入れすぎである。

いつもはハンバーグは飛ぶように３個は

平らげてしまう子供達も今回はやっと

１個食べるのがやっとだった。

やっぱりおからを入れるのも程々にしないと

元も子もなくなってしまう。

結局山盛りの具を捨てる羽目になってしまった。

あ〜あまたやっちゃた！

失敗の懲りない私である。

久しぶりに夜８時の来場予約が入った！

ほとんどがお昼の予約の方が多い。

夜の予約も７時くらいにしている。

どうしてもお話しすると２時間以上になることが多い。

おそくなるので一般的にはそれくらいにしている。

しかしお仕事上、どうしても８時になると

言うことで８時に予約をＯＫにした。

それにこの方は今まで１０回以上の常連さんでも

あるのでそうした。

やはりお話をすると１０時半過ぎになった。

帰る直前に私が直腸ガンになったことを

正直にお話した。

この方も医療機関に働いているせいもあって

かなり驚いたようだった。

そして言われた。

「私、困るんです！

先生が元気でいてくれないと・・・。

私の相談に乗ってくれる人がいなくなると

本当に困るんです。だから元気でいて下さい。」

と率直に言われた。

私は素直に嬉しかった！

嬉しい言葉ではないですか！

この方は本当に嘘のつけない正直な方であることを

よく知っているのでそのまま受け止めた。

お客様で私を必要としてくれている人が

いることが嬉しかった。

私は私を必要としている方のために頑張ろう！

お客様が帰ってからもなんだか

嬉しいぽかぽかした気持ちが続いた。

そして快い眠りについたのでした。

ドラえもんのお友達で沖縄県出身の人がいる。

その方が私の病気のことを心配して黒砂糖と

マングローブのはちみつを送って下さったのである。

黒砂糖を１０袋も頂いた。

早速食べることにしたが、黒砂糖をそのまま食べても

食べきれない。

幸いなことに黒砂糖の袋の裏側に沖縄名物の

サーターアンダーギの作り方が書いてあった。

要するに黒砂糖の揚げお菓子である。

これは作らないと！

早速、作り方の説明を良く読んではじめた。

説明の分量の２倍分作ることにした。

説明通りにすると１５個出来ることになる。

しかし私の場合結果的には４０個揚げあがった。

１個が意外と大きい！

６〜７センチくらいの大きさのものが出来た。

たくさん出来たと喜んで１口食べてみた。

口に入れたとたん「渋い！、こりゃ何だ！」

と叫んでしまった。

分量通りに全て正確に計ってやったはずなのに・・・。

これまた、大変なことをしでかしてしまった！

よーく確認して念には念を入れたはずだったのに・・・。

もう一度よく見てみるとすべての分量は正しかったのですが、

ベーキングパウダーの分量を２倍にしてしまったようなのである。

これでは渋いはずである！

渋くない方がおかしい！

４０個も作ったのに・・・。

あ〜あ〜もったいない！

全部捨てるのももったいない！

私は恐る恐る、どらえもんにそして子供達に

事情を話して１個食べて貰うことにした。

するとみんなが

「これ美味しいよ〜。食べれるよ〜。」

と言ってくれた。

そんなことはないはずなのに関係なく２個３個と

有り難いことに食べてくれた。

「でもこれって、色も形もふんころがしに似てるね！」

と長男が言った。

みんながうん、うんとうなずいて妙に納得するのである。

「沖縄の方には失礼だが、我が家ではこれは

ふんころがしだ！（ふんころ菓子？！）」

と言いだした。

そう言われて意外と愛されたのである。

２〜３日の内にふんころ菓子は平らげられてしまった。

お世辞でも美味しいとはいけない代物である。

やれ！やれ！である。

今度は渋くない本来のふんころ菓子にしょうと

もちろん、リベンジを誓った私でした。

しかし我が家では何でも食べてくれるので驚きである。

（口に入れただけで渋さが残るのに・・・。）

有り難い、家族である。