遠山玉希の占い日記

それにしても、やっぱりガンとは悲しい！

なんとしてでも生きたい！

一番の気がかりは三男である。

まだ小学校４年生である。

甘えたい盛りである。

一番寂しい思いをする。

これが一番私にはこたえる。

学校の行事、あるいは必要な物を細かく

父親は分からないことが沢山ある。

それをうまくやっていけるだろうか？

もし私がいなくなったらどうなるのだろう！

などと、どうしてシュミレーションしてしまう。

いろいろな事柄をうまくやっていけるだろうか？

食事や洗濯、掃除そして、

母親のいない寂しさをどうやってカバーできるだろうか？

そう思うと、自然と涙が溢れる。

死の恐怖よりも、いなくなった後の家族の心配の方が

私には恐怖である。

その切なさや、悲しさの方が私の心を突き抜けると

どうにもならない！

一番なくしたくないもの、それは家族の絆！

家族の愛情である。そして喜びである。

もし私がいなくなったら明らかに、寂しさや

悲しさで力がなくなることは目に見えている。

そのことが悲しい！

それを乗り越えてどうやって生きていけるだろうか！

そのことだけが私の心配である。

そして経済的にもどうやっていけるのだろうか！

この心配が大きく私の心を覆い被さる。

それが私の恐怖である。

私の不安である。

死んだらなんとかなるさ〜とまで

私は思えない。

これが大きな執着である。

なくしたくないものである。

でもこれも今私が考えても

どうにもならないことである。

我が家の長男ももう高校生活の最後の夏休みを過ごした。

ほとんど休みのない生活を続けていた。

夏服ももう後一ヶ月でおさらばである。

と、ところがである。

その夏ズボンに異変が・・・・！

おいおい、これ何？

長男の後ろ姿を見てたまげた！

大きな穴が両サイドに二つ空いているではないか！

もうすり切れていて、どうなるのだろう！

それを涼しい顔で履いている長男の姿が

おかしかった。

いやのんびり笑っている場合ではない。

なんとかしないと・・・。

夏ズボンは期間限定で今まで通算何ヶ月着た

ことになるのだろう！

１年生の夏からだから６月から９月まで４ヶ月間×３年

となると１２ヶ月引く今月の分１ヶ月は１１ヶ月になる。

この期間着ていることになる。

それでぼろぼろになって途中で布を裏地から当てて

補強したことが一回ある。

それでもたりなくって今度はもうその場所自体が

もうぼろぼろなのである。

むかし良く母が穴の空いた靴下の繕い物をしてくれた

記憶がある。

私も母と同じようなことをしている。

後１ヶ月のために１万５千円はもったいない！

長男もそれを良く知っているので、

繕ったズボンに文句も言わずに履いてくれた

後ろを見るとかなり目立つがそれも

文句を言わなかった。

「ママ、ありがとう！」

「かなり目立つけれど大丈夫？」

と言ったが

「ぼく、オシャレにあんまり関心ないから

大丈夫！」言って出掛けた。

有り難い！

我が家の子供は経済観念があるのと、

あまりオシャレに関して関心がないことで

無駄なお金を使わなくって良いので

本当に有り難い！

経済観念のある子に育ってくれたことに感謝！

そして親のことを思ってくれてそう言って

くれていることに感謝である！

先月、メタボ予備軍というという

不名誉な称号を貰った！

町の健康診断のシステムが変わったのである。

以前はすべての人に、健康診断の終了時に、

保健師さんが個々の書類を見ながらチェックして

話をしていたのである。

ところがそれは効率的にあまり良くないことが

分かったらしい。

本当に必要な人だけを対象にして、

話した方が効果的という結論になったのであろうと

推測できる。

そのシステムの変更のためでしょう！

全く健康的に引っかからない人は、

従来道理、直接家に郵送されるのであるが、

そうでない人は今年から健康診断の結果を直接、

家には郵送しないのである。

健康診断の結果を保険センターまで取りに来るよう

という通達があった。

それで渋々出かけたのである。

そして３０分くらい、保健師さんとお話を

するのである。

ちょっと体脂肪率が高いと

呼び出されることになっている。

私の場合、完全なるメタボリック症候群でないが

その予備軍として呼び出されたのである。

それでちょっとは気をつけようと

最近はしているのである。

そんな折り、丁度夕方になってお腹がすき始めた。

昼に買ってきた菓子パンを、摘み食いをと思って

ほんのわずかの量をちぎって、食べた。

それと同時に、菓子パンの袋の裏側を見て、

それ以上食べるのをとっさにやめた。

袋の裏側を見たら３６５キロカロリーと書いてある。

これがどれくらいの内容なのか、

即座にインターネットで検索して調べてみた。

以下書いてあった内容である。

「ご飯一杯分のカロリーはどれぐらいか知っていますか。

普通の盛り方で、お米１５０gで２２２キロカロリーです。

今日はご飯一杯分多く食べ過ぎたと思い、

もし運動で取り戻そうと

するとかなりの運動が必要です。

なんと、普通に歩いていただけでは、１０２分、

１時間半以上も歩かなければなりません。

ゆっくりしたジョギング（１２０m/分）では３８分、

早いジョギング(１６０m/分)でも２７分間の運動が必要です。

実際に、食べ過ぎた分を、運動で取り戻そうとするのは

非常にたいへんです。 」

と書いてあった。

これを見たとたん、この菓子パンが、

恐怖のパンに思えたのである。

３５６キロカロリーのこの菓子パンを食べたら、

ご飯１杯半以上になる。

夕食の前にこれを食べたら夕食の時、ご飯を食べるな！

ということになる。

いやそれ以上に、２時間以上も歩かないと消費できない

のかと思うと、この菓子パンのためにそんな労力を

かけるのが馬鹿らしくなったのである。

もっと美味しいものの為ならば、２時間分歩いても

良いけれど、この菓子パンのために２時間歩くことは

あまりにも割が合わないと思えたのである。

無意識のうちに頭の中で、

損得勘定のそろばん計算をした。

ちょっとの誘惑！

くわばら、くわばら！

忍び寄る甘美な誘惑から、守ることが出来るのは

ちょっとした知識が必要である。

２時間歩くか、今このパンを食べるか！

２時間分も歩けるわけがない！

食べるの止めておこう！

心がスッキリ納得した。

行きつけの、お馴染みの美容院は、

ホットするところである。

ダベリングで、花を咲かせることが

出来るからである。

女性同士の話しである。

特にこの美容院は、一人で経営しているので、

気軽なのである。

ダベリングは１対１である。

心おきなく、好き勝手なことが話せる。

特に私の占いのお客様でもあるので、

色んな観点から家庭の事情がよく分かっているので、

表面的なことではなく、深い内容まで話せるので

さらに話が弾む気がする。

また私はこの方には感謝していることがある。

私が３年前に直腸ガンになった時、

真っ先に、聞きつけて駆けつけて来てくれた人なのである。

心暖かい優しい人なのである。

人情深さがあるから、美容院に人が集まるのだと思える。

人は色んな人から学ばさせて貰えるが、

人の温かさは、この人から学ばせて貰ったような気がする。

美容院がある限り、一生この人のところに行こうと決めている。

美容院は技術力が勝っているに越したことはない。

しかしそれに勝るのは人柄であるとこの人を見て

思うのである。

だから人柄は財産であると思えるのである！