遠山玉希の占い日記

秋風たなびく頃になると、もの悲しさが

私の心に去来する。

ついこの間まで、熱い、熱い（漢字は心の想い！）

と叫んでいた真夏の叫びがが嘘のようである。

私は毎朝起きて一番に、窓を開ける習慣になっている。

その瞬間、私の心を、秋風が涼しげに通っていく。

この一瞬の出来事に、私の心が反応する。

あ〜秋だ！と思うと同時に、

心の芯の部分で、もの悲しさと同時に

ふと三味線の音が浮かぶのである。

秋風に妙に合うのが三味線の音色である。

この季節、日本の音の文化の象徴でもある、

三味線の音色が一番似合う季節でもあると思う。

おわら風の盆の三味線の音、

そしてＮＨＫの風林火山のエンデイングに流れる

あの三味線の音が妙に私の心の中で鳴り響くのである。

あの三味線の音と、秋風が平行して

私の心を一足先に秋色に染めてくれるのである。

寂しげな、もの悲しさと哀愁が漂う三味線の音！

夏の終わりが名残惜しい音色である。

秋風は頂点を極めた後に吹く風である。

太陽に一番近い状態から、少しずつ離れて

いく状況が、肌で感じられるのは今が一番である！

頂点を極めてそこから去っていく寂しさと似ている。

私はまだ頂点に達していない。

ふと我に返ると、秋風の鑑賞に浸っている場合でない

ことに気づかされる。

哀愁にふけっている場合ではない。

私の人生はまだ、秋風たなびく時に

至っていないからである。

これからが人生の真夏を迎えなければ

ならないからである。

このまま秋風を私の心にたなびかせて

いることはできない！

「年令は秋風たなびく頃であるが、

心はこれから、夏に向かうんです！

秋風さん！まだまだあなたのお出ましは先ですよ！」

そう秋風に向かって私は誓った！

中学３年生の男の子を持つお母さんからの

電話相談があった。

小さいころからおばあちゃんに育てられて

甘やかされて育ってしまった。

ご本人は会社勤めのため、どうしても実家の

おばあちゃん（母親）に育てて貰った。

それが取り返しの付かない事になってしまった

のである。

溺愛をされてしまったのである。

ついつい可哀想と言うことで、

好きなものを与え、言いなりなってしまった。

本人が欲しいというものを次々と買い与え、

自由にさせていたようである。

その結果、自分の思うように物事が進まないと

怒りだし、暴れるのである。

そしておまけに切れる！

おまけにこのお子さんの運命式を見ると、

まさに放っておくと自己中になりやすい

要素だらけなのです。

このような性質に更に油を注ぐ環境

が与えられれば、暴れないはずがないのである。

小さな頃から、おばあちゃんが甘やかし、

目が届かないところで、好き勝手なことを

していてもそのままにしていたそのツケが

今やってきたのである。

これはお勤めをしているお母さんに

陥りやすい問題点である。

自分は仕事をしていて、子供にあまり接することが

できないという負債の心から、

大目に見てしまう可能性があるからである。

そしておばあちゃんに、頼んでいるという

弱みが重なって、おばあちゃんが孫に接している

態度がおかしくっても、これまた大目に見て

しまう可能性がある。

勿論おばあちゃんが、お孫さんを愛することはとても

良いことです。

そして悪気がないのに、知らず知らずのうちに

甘やかしてしまうのも仕方のないことかも知れません。

しかしポイントのところで

孫に対する愛情が溺愛なのか、

それとも本当の愛情なのかの

見境をしっかりと見極める目を持たないといけない。

もしそれが目に余る溺愛であるとするならば、

その環境を変える勇気を持たないと、

子供が犠牲になるのである。

今回のご依頼者の方も、

この厳しい目を持たなかったことが、

こんな結果になったことは朗かである。

最終的にはその子が犠牲者となり、

また家族が犠牲者となるのである。

種を蒔くときのちょっとした油断や

まあ〜良いだろうという甘い考えが

刈り取りの時に、大きな災いとなるのである。

知らないうちに、家庭にはびこる悪魔の進入を

阻止するために、厳しい目と、心を鬼にしないと

いけないこともあると思えた。

先月、メタボ予備軍というという

不名誉な称号を貰った！

町の健康診断のシステムが変わったのである。

以前はすべての人に、健康診断の終了時に、

保健師さんが個々の書類を見ながらチェックして

話をしていたのである。

ところがそれは効率的にあまり良くないことが

分かったらしい。

本当に必要な人だけを対象にして、

話した方が効果的という結論になったのであろうと

推測できる。

そのシステムの変更のためでしょう！

全く健康的に引っかからない人は、

従来道理、直接家に郵送されるのであるが、

そうでない人は今年から健康診断の結果を直接、

家には郵送しないのである。

健康診断の結果を保険センターまで取りに来るよう

という通達があった。

それで渋々出かけたのである。

そして３０分くらい、保健師さんとお話を

するのである。

ちょっと体脂肪率が高いと

呼び出されることになっている。

私の場合、完全なるメタボリック症候群でないが

その予備軍として呼び出されたのである。

それでちょっとは気をつけようと

最近はしているのである。

そんな折り、丁度夕方になってお腹がすき始めた。

昼に買ってきた菓子パンを、摘み食いをと思って

ほんのわずかの量をちぎって、食べた。

それと同時に、菓子パンの袋の裏側を見て、

それ以上食べるのをとっさにやめた。

袋の裏側を見たら３６５キロカロリーと書いてある。

これがどれくらいの内容なのか、

即座にインターネットで検索して調べてみた。

以下書いてあった内容である。

「ご飯一杯分のカロリーはどれぐらいか知っていますか。

普通の盛り方で、お米１５０gで２２２キロカロリーです。

今日はご飯一杯分多く食べ過ぎたと思い、

もし運動で取り戻そうと

するとかなりの運動が必要です。

なんと、普通に歩いていただけでは、１０２分、

１時間半以上も歩かなければなりません。

ゆっくりしたジョギング（１２０m/分）では３８分、

早いジョギング(１６０m/分)でも２７分間の運動が必要です。

実際に、食べ過ぎた分を、運動で取り戻そうとするのは

非常にたいへんです。 」

と書いてあった。

これを見たとたん、この菓子パンが、

恐怖のパンに思えたのである。

３５６キロカロリーのこの菓子パンを食べたら、

ご飯１杯半以上になる。

夕食の前にこれを食べたら夕食の時、ご飯を食べるな！

ということになる。

いやそれ以上に、２時間以上も歩かないと消費できない

のかと思うと、この菓子パンのためにそんな労力を

かけるのが馬鹿らしくなったのである。

もっと美味しいものの為ならば、２時間分歩いても

良いけれど、この菓子パンのために２時間歩くことは

あまりにも割が合わないと思えたのである。

無意識のうちに頭の中で、

損得勘定のそろばん計算をした。

ちょっとの誘惑！

くわばら、くわばら！

忍び寄る甘美な誘惑から、守ることが出来るのは

ちょっとした知識が必要である。

２時間歩くか、今このパンを食べるか！

２時間分も歩けるわけがない！

食べるの止めておこう！

心がスッキリ納得した。

最近、アメリカのお客様と、メル友になった。

アメリカに住んでいる日本人の紹介でお客様に

なった方である。

勿論日本の方である。

アメリカ社会の知られざる世界を知って驚いたので

ちょっと記載させていただきます。

私は最近ウィル・スミスの幸せの力というビデオの感想を

書いたのでそのお返しの文章です。

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遠山先生

ありがとうございます。

ウィル・スミスというのは黒人の歌手のことですか？

アメリカはホームレスから億万長者、

またはその逆に億万長者から

ホームレスになった人が思いの他たくさんいたりしますよね。

アメリカンドリームっていうやつでしょうけど、

でも、転がり落ちるのも早いし、

事業主はいつも戦々恐々です。

フロントラインという信頼性のある雑誌によれば、

ある調査で、アメリカの企業の倒産理由の１／３が

従業員による使い込みか盗みによるものだそうです。

アメリカは従業員の中に泥棒がいるんです。

ていうか、アメリカ人は全員ではないけど、

人が見てないところで

何かちょろまかすことができる場合、必ずそうします。

スーパーの天井は防犯カメラだらけ。

特にレジの上に多いです。

というのは強盗のためというよりも

現実的にはキャッシャー係りが

ネコババしないように。

もしも大型店舗内にいる時に停電になどなったら、

今まで紳士的に買い物をしていたお客さんがどろぼうに

豹変なんていうパターンもあります。

店内が暗くなった途端に争奪戦になったりする。

だから停電と同時にお店はお客さんを即座に外に

出さないとなりません。

が、大型店の場合、奥のほうの暗いところでは盗みを

防ぎようがない。

なので、大型店では自家発電の装置はかかせないのです。

ウエイトレスさんのチップ。

現金で払うと多少は彼女がポッケに入れてしまう。

それを経営者は防ぎようがなく、

防げないのは仕方ないという風潮があります。

でも最近はオーダーを取る際に入力する

コンピュータ管理によって、

それを最小限に食い留めようという努力が

行われるようになりましたけど、

でも、多めに現金でチップを払ったら、

少しネコババしても誰にもわかりません。

厨房でも高級食材をネコババする調理人がいるので、

経営者は常にお店に出ていないとならず、

日本のように部下を信頼して不在にしていると

そのうち潰れるか、

或いは敏腕の会計係りなど置いておくと、

ある日気が付くとのっとられているか、

お金をすべて持ち逃げされたりします。

それにより帰国を余儀なくされた知り合いがいます。

会計係りに８０万ドル持ち逃げされました。

バウンスした小切手を掴まされて倒産した知り合いは

枚挙に暇がなく、

アメリカ社会は腐っていると思います。

ここではお人好しでは暮らせません。

今日の仲間も明日の敵。

いつ誰から訴えられるかもわからない。

従業員を首にでもしようものならば、不当解雇で訴えられる。

しかも当人の態度が悪かったとしてもです。

訴えられた知り合いも枚挙に暇がない。

特にお金を持っている人が訴訟相手として狙われます。

だから億万長者でも常に戦々恐々でしょうね。

相手が弁護士をつけたらこっちもつけないとならない

決まりがあります。

儲かるのは弁護士だけです。

でも、私は個人的な居心地という意味で気に入っています。

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アメリカ社会の大変さをまざまざと考えさせられる

お便りである。

私のようにお人好しでは、

到底、アメリカは住めないと実感したのである。

そして日本社会の良さをしみじみと感じ、

感謝するのでした♪

今日、朝５時半に起きてお弁当を作って、ヤレヤレと思い

一服して、コーヒーを飲んだ。

その後にやわやわとパソコンのメールを見てみた。

その中で、驚きのメールが目に入った。

メールが届いていないという内容である。

以下その文章です。

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先日、たまきさんのホームページから名づけを依頼したものですが

回答がなく、また出生届けの日が迫っていますので

今回の鑑定は結構です

１３日木曜本日夜までに回答がほしいと連絡欄にも事前に

記入しておりましたのでそのようにお願いいたします。

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え〜え！　そんな馬鹿な！

この方の届け出が、１４日ぎりぎりの方であることは

知っていたので、依頼を受けたその日つまり１１日の夜には

最優先して鑑定内容をお送りしたのである。

どうして届いていないのは不明であるが、

とにかく届いていないことは事実のようである。

この場合、依頼された方がどんな心境なのか、

手に取るように分かる。

どんなに焦りといらだちが募っていたことだろう！？

そんな気持ちがよく分かるので、

矢も立ても居られない心境になった。

ゆっくり、コーヒーなど飲んでいる暇はない。

早速、内容を知らせなければ・・・。

間に合えばいいが〜〜〜〜〜〜〜〜！

時計を見たら、６時半である。

今日の届け出になんとか間に合うかも知れない。

でもその前に家族会議で、決めているかも知れない。

色々考えたが、とにかく知らせるしかない。

メールアドレスを良く確認して、

以前送った文章を再送信した。

それで今度は本当に届いているかどうかの確認を

しないといけない。

朝、６時半でお客様に電話をするなんて失礼な話である。

しかし、せっかくお名前を付けるのに、

運勢が悪い人生を歩むことになると思うと、

そんなことを言っている場合ではない！

一生を左右する重大な内容である。

個人はもとより、家族や親族にまで

及ぶくらいに影響のある命名である。

と思うとそんな悠長なことは言っていられない！

そう思い返して、電話をかけた。

先ず携帯電話をかけたが、出ない。

もう一度かけたが出ない。

あ〜あ〜、連絡できなかったらどうしょう！

祈る思いで、今度は固定電話をかけた。

リ〜ん、リ〜ン！

今度は出た。

良かった。ホットした。

その反面、別の心をもあった。

もしかしてお客様から、

怒りや苦情を言われるかもしれない。

いや、言われても仕方がない。

もし色んなことを言われても、

お受けする覚悟が出来ていた。

とにかく連絡が取れた。

お客様も、少し驚いた声で出てこられた。

連絡が取れていなかったことの誤解を解くことが出来た。

そして、また４つのうち、どのお名前でないといけないかが

確認できた。

４つのうち１つだけ、付けて良いお名前であった。

それ以外は付けてはいけないお名前なのである。

お客様は大変喜んでくださった。

仕方がないから、最後は好きな名前を付けようと

思っておられたようである。

せっかくお名前を付けるのに、運勢が悪い人生を

歩むことになると思うと、待ったなしの内容である。

そのことが伝わって本当に良かった。

お金を頂く頂かないの次元ではない。

一生を左右するお名前である。

代々○○の家系で、今度生まれてきたお子さんも

それを嗣ぐであろうお子さんである。

お子さんが立派な○○になるにふさわしい

お名前を選んで差し上げた。

電話を終えて、ホットして再度コーヒーを飲み直した味は

格別であった。

電話相談があった。

お子さんが生まれて１年くらい経つが、

どうも最近、ご主人との仲が今ひとつ

うまくいっていないというのである。

食事の時も会話がほとんどない。

話すのは子供だけ。

直接はなさないようになった。

おかしい！

ほとんど子供中心の生活になってしまった。

ご主人は子供のことは好きで、良く面倒を見てくれる。

なのに、自分との関係はギクシャクしているという。

ご主人の運命式を見てみたが、性格的に

良いバランスをしていて、家庭的で良い運命式を

している。

なのにどうしてうまくいかないのか？

それでちょっと変だと思い、直感的に

感じたことを聞いてみた。

夫婦生活はどうか？

と思った。

時々こんな方がいることを相談受けたことが

あるので、聞いてみたのである。

夫婦はお子さんが生まれてから別室になっている。

ほとんど夫婦生活がないのである。

前は勿論、一緒に休んでいたのである。

お産後、ずっと別室で休むようになったのである。

問題解決の一歩は夫婦同室にすることである。

女性の性と男性の性は違うのである。

それをよく理解していないと、こういうことになる。

頑張って見ますと言うことになった。

本当に非常にシンプルなことであるが、

これはとても重大なことであると思った。

家庭が仲良くなるには原則的なポイントがあると思う。

それは、家庭の順序①→②をしっかりと守ることである。

①先ず夫婦が仲良くすること

②親子関係で子供に対して、母親であれば父親を褒めること。

父親であれば、母親を褒めること。

この原則さえしっかりと守っていれば、

家庭が円満になること間違いない。

仲良くなることを願って、電話を切った。

９月２２日は我が家にとって二つの意味のある記念日である。

一つはドラえもんと、私が婚約した日である。

そしてもう一つは２年前大腸ガンで手術をした日である。

この２つを記念して、お祝いのため、家族で

知っている店に夕方出かけた。

たまには記念日としてお祝いをしょうと思ったからである。

それは２つの感謝の日であるからです。

もうドラえもんと初めて会ってから、２９年にもなる。

その間、色々と合ったが、やっぱりドラえもんと

一緒になって良かったと、素直に思うのである。

そして色々あったが、あまり苦労したという

実感がないのが不思議である。

私がドラえもんが結婚相手として、

良い人であるという思った理由は色々ある。

その大きなポイントを話してみるることにしよう！

それは私が小さな頃から一番気にしていた問題に

対応できる人であるというのが正直なところである。

私が小さな頃から一番気かけていた問題は

浮気問題である。

おませだったと言えるかも知れないが、そういう環境だった

というのが正直なところなのです。

４０件しかない村の中で、浮気が元で家庭がおかしくなった

ということを、小学２〜３年生から良く、

見聞きしていたのである。

そして家定崩壊の原因は浮気である。

浮気をしない家庭を作りたい。

と真剣に小学生の時から考えていたのである。

お父さんが、お母さん以外の人と

仲良くなるなんて、子供心に考えられないことであった。

そんなお父さんは、憎まれても仕方ないと

真剣に考えていたのである。

だから、浮気をしそうな要素を持っている人とは

結婚したくないというのが、一番の希望であった。

私の結婚観の第一条件が、浮気問題を

クリアーできるということであった。

男は浮気が甲斐性とかたづけられないのが

私の性分である。

これは、小さな時から私の頭の中を

しっかりと占領していたのである。

やはり、結婚したらその人だけを見続けるのが

原則だと思うからである。

私の生い立ちが物語っていると思うが、

浮気をしにくい人を選ぶことが私の

第１の物差しであった。

ドラえもんはその私のテストに見事に

合格したのである。

本質的な考え方をチェックして、

この人は私だけを見続ける要素を持っていると

分かったからである。

考え方の根っこの部分をチェックしないと

それはわからない。

結婚するときは、浮気はしないと言っていたのに

結婚したらそんな約束はとっくの昔に忘れてしまい

浮気をする人がいるが、有り難いことに

ドラえもんはそれを未だに守り通している

ようなので、有り難いと思っている。

男だから、誘惑されたら仕方ない！

と思うかも知れないが、誘惑されても

それをクリアーできる人をどう選ぶか

これは至難の業である。

家庭円満の秘訣、それは浮気をしないこと！

たったそれでけの理由？とドラえもんに

言われそうであるが、たったそれだけが

私にとっては、すべてでもあるのである。

たったそれだけ？のドラえもんですが、

ドラえもんに感謝！

そして、ガンの手術の日を健康感謝の日として

再出発をしたのは言うまでもない。

朝取れのキュウリがボンと、１０数本届けられた。

かぐや姫からの差し入れである。

甥が持ってきてくれた。

有り難いことである。

かぐや姫が作り、私たちがいつもいただく。

これはかぐや姫が元気であるから出来ることである。

キュウリの丸かじりは我が家にとっては、好評である。

サラダをと思い、スライスして出したが、

あまり食べなかった。

それで丸ごとそのまま出したら、これが好評なのである。

ダイナミックに、ワイルドにお皿の上に

キュウリ５本をそのままの姿でボンと出した。

そうしたら、みるみるうちにキュウリが完食となった。

そしてお代わりを！と言われたのである。

え〜え〜！　これ何？

スライスしたり、色々手を加えた方が、

残るのに、何もしない方が全部なくなるとは？

我が家はカッパですか？

キュウリをポリポリ、音を立てて食べる、

その食感が何ともたまらないらしい！

これは私以外、男性であるから

許される食卓であろうと思う。

とにかく、貰ったキュウリがあれよあれよと

いう間になくなったので、驚きと同時に

究極の手抜きで、喜ばれて、これは

私にとっても、美味しいキュウリであった。

シンプル野菜の美味しさに感謝！

シンプル料理（手抜き料理）に感謝！

そして、もう今年で７８才になったかぐや姫であるが、

月夜からのお迎えがまだまだであって欲しいと

願いながら、キュウリの丸かじりを堪能したのである。

お気に入りの椅子に座って、コーヒーを飲みながら

フジ子・ヘミングのピアノ曲を

楽しむ時が、私にとって至福の時である。

先日次男が希望で、フジ子・ヘミングの

ＣＤを借りた。

次男は音楽が大好きで、将来は自分で趣味で

ピアノを買って、弾きたいと言っている。

ピアノを習ったこともないのに、

大人になってからやりたいのが夢らしい！

とにかく、以前からピアノは

フジ子・ヘミングを聞きたいと

思っていた。

壮絶な生き方の中に、苦しみや悲しみを

乗り越えてきたその人との成りが、

曲に染みこんで流れるものである。

まさに音楽は熟成されたワインのように

その音色が素人の私でも違うように

感じるから不思議である。

すべての芸術がそうであるように、

すべての実りの集約された秋だからこそ、

ことさら、人生の集約の結果が

奏でられるフジ子、フェミングウエイのピアノ曲が

更に私の心に深く染みこんでくるのである。

秋は音楽を楽しむ季節であると思える。

ピアノ曲は素晴らしい！

心の洗濯、そして栄養素みたいな音楽は

私の音楽療法なのかも知れない。

とにかく力が湧いてくるから、不思議である。

そして音楽に感謝である。

ピアノに感謝である。

フジ子・ヘミングに感謝である。

朝、７時半に電話が鳴った！

え〜え、こんな時間に何だろう？

よっぽど、緊急事態なのか？

と思い、電話を取った。

以前に電話相談があったり、

来場された方からの依頼である。

結婚を選ぶのに、最終的にどちらにしたらよいか？

と言う内容である。

この方の相談は、実は占いの次元を越えて

しまっているのである。

本来好きな人を選びたい！

でもその人とはすぐに結婚できない事情がある。

その反対にお見合いをして、すぐに結婚しても

良いという人がいる。

しかしお見合いをした人は、

見た感じから生理的に受け付けられない！

結婚生活どころではないようである。

この方にとっては経済を取るか！

好きな人、つまり心を優先するか！

という選択なのである。

最後は自分自身で決めないといけないのに・・・・。

それを占いで、最後の最後決めよう！？

と言うのである。

この方は完全に占い依存症であると言えるのです。

占い依存症の方は、申し訳ないですが

「天使の占い」ではお受けできないのです。

「天使の占い」は依頼者の人生を選択するための

材料を提供する占いですから・・・。

今日は近くの金沢医科大祭のイベントで、

恒例のフリーマーケットが並んだ。

この頃になると私には思い出すことがある。

それは私が最初に「玉希の占い日記」を書いたのが、

この金沢医科大祭のフリーマーケットのこと

であったからである。

この時期、日記を書き始めた記念の頃である。

最初は、何度も書いているが、

子供達から

「どうせ３日坊主で終わるから！」

という言葉であった。

それでも石の上にも３年を通り越して、

もう石の上にも４年になるのである。

もう本当に丸々４年間になる。

こうして振り返ると、

色んなことを良くまあ〜、書いたものである。

と今更ながらのように感じてしまう。

４年間続けてこられたわけは何だろう？

原稿を書くのに、鉛筆でなく、パソコンに打ち込めると

いう手軽さと便利さがある。

そして、この日記を、世界中の誰か一人でも

見ているかも知れないという、

気持ちからのような気がするのです。

これからも、世界中で一人でも見ている、一人の方のために、

そして私自身の心の整理の為に、日記を書き続けたいと

フリーマーケットで、色々なものを見て、

散策しながら思うのでした。

３年前、次男の入学の時、３Ｓ歩行があることを知った。

何だ、３Ｓ歩行って？！

３Ｓ歩行があるから、その時たいへんなことだと思った。

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以下桜ヶ丘高校の３Ｓ歩行の説明です。

３Ｓ歩行は、42.5kmを歩くことで、

「苦しさや困難に打ち勝つ忍耐強い心」と

「助け合う心」を育成する機会のひとつとして平成元年に

始まり、今年で18回となる本校の伝統行事です。

３Ｓとは、

Ｓｐｉｒｉｔ（精神力）

Ｓｙｍｐａｔｈｙ　（思いやり）

Self-cｏｎｔｒｏｌ（自己管理）の頭文字を取ったものです。

この長距離歩行の中で、くじけそうな自分と闘い、

他人に対して優しさと誠実さを持ち、自分を律していく

心の育成を目指します。

生徒と保護者と教職員が一体となって行うこのような行事は、

地域社会の教育力の低下が叫ばれる今日では貴重なものであり、

「３Ｓの精神」はますます大切なものになると思われます。

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羽咋市の千里浜から鳴和の学校までの４２，１９５キロを

つまりマラソンの距離を走りや歩行で完走するのである。

この学校の行事は１９年間続いている内容である。

朝７時半に現地集合となったので、

千里浜なぎさドライブウェイを走り送ったのである。

※千里浜なぎさドライブウェイ（ちりはまなぎさドライブウェイ）

は、石川県羽咋郡宝達志水町今浜から、同県羽咋市千里浜町

に至る延長約8kmの観光道路である。

日本で唯一、一般の自動車やバスでも、砂浜の波打ち際を走る

ことができる道路として、広く知られている。

このため、映画やCFなどの撮影にも使われる。

せめて曇りになってくれたなら〜！

というみんなの願いとは裏腹に、天候は雨である。

それも一日中雨であった

汗と涙と雨の３Ｓ歩行になった。

次男曰く、

「高校生活の、本当の思い出になった。

友達と一緒に頑張れた。

もし、一人で走ったら、かなり厳しかったと思う」

夕方、右足を引きずりながら、次男が帰宅した。

かなりきつかった様子がうかがえた。

すぐに風呂に入った。

約７時間、走りと歩きで、４２，１９５キロを

完走した。

全校生徒１１００名前後いるなか、

友達が７４位そして、彼の順位は７５位だった。

二人で一緒だったから、苦しいながらも

乗り越えることが出来たらしい。

高校時代の最大のイベントである。

このような企画をする学校に対して、

本当に偉いと思った。

生徒を信頼し、企画し、生徒もそれに答えようとする

校風になっているからであると思う。

このような素晴らしい伝統はいつまでも続けて欲しい

と思った。

夜の反省会の時、次男が言った言葉が

印象的だった。

「３Ｓ歩行は、素晴らしい体験だった。

これからもこの伝統を残して欲しいと思う。

高校時代の良い思い出になった。

これからの人生に於いて良い経験になったと思う。」

と疲れた体であるにも、かかわらず言ったのである。

誇らしげに言った次男の言葉に、

学校に対する愛校心と清々しさに

一段と頼もしさを感じたのである。